「Journey to the sea by train その1」
テーマは動く背景
第2回映像実験として作成された映像となります。
1回目の実験では、固定画面での撮影で、背景もただそこにあるだけの映像でしたので、次はもう少し凝ったことを実験しようという流れになりました。
それで今回は、実写映像に関しては、演者がその場所にいてあまり大きな動きはしないが、合成側の背景は大胆に動かしてみようということで、人は動かないが、背景は結構動く舞台として『列車』を舞台にした映像を作ることになりました。それが、上記の映像となります。
今回は、ストーリー性も持たせようということで、最初に駅から乗車して列車に乗り込み、海辺の駅まで移動するという少し長めの映像になっています。
今回から複数回に渡って、実際に行った作業に関した情報なども公開していけたら思っています。
実験映像の制作準備
- 絵コンテ(※製作途中で何度かリテイクしています)
- 電車から見える背景(電車の移動ルート概要)
- 使用できるアセットを探す
- 足りないデータを制作(パンタグラフ、線路など)








制作環境/使用したデータ
- Unreal Engine4(ver. 4.26)
- Reality Engine(ver. 4.26)
- MAYA(一部背景モデル)
- City Subway Train Modular(列車モデル)
- サンテンプル(海)
- オーストラリアの自然(森林)
- Procedural Building Generator(市街地)
- “ArchViz” Explorer(住宅地)
制作手順
- 電車の移動ルートに合わせて背景データの作成制作
- 電車の移動に合わせて背景を動かす仕組みを作成
- 映像合成実験(UE4の背景をリアリティエンジンで実写と合成)
- 問題点の洗い出し(各背景データのスケールのズレ、地表面の高さのズレ、背景の読み込み速度の遅延が遅いなど)
- 背景データの軽減化などの作業
- 3から5を繰り返してクオリティを高める
- 最終的に編集して音声と合成
次回更新時は、上記の「1.」「2.」の詳細を書いていこうと思います。